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水泳は肩こりに百害あって一利なし!?解消しないという話は本当なのか?

水泳は肩こりに百害あって一利なし!?

温室プール

      2017/05/14

カラダにとても良い運動であると言われる水泳。
健康のために生活に取り入れている方もいますよね。

そんな水泳ですが、肩こりには害になることもあるんです。

水泳で肩こり解消

水着の女性の人形

量にもよりますが、水泳は負担なく全身を使えるとてもカラダに良い運動。
医療現場でも、水の中で行う治療法が実際にありますね。

水泳の特徴

・全身運動=血流の改善
・浮力で支えられる=膝や腰への負担がない
・水のちょうど良い程の抵抗がある=筋トレ効果
・有酸素運動=エネルギー消費に最適

このような水泳の良さは、本来肩こりに対しても言えます。

肩こりの痛みの原因は、肩まわりの筋肉の硬さと血流の低下。
水泳では肩甲骨をよく動かして、血流も改善してくれるんです。

水泳は、肩こりの解消にも一役買ってくれそうです。

それでも、水泳で肩こりは解消しない?

プールにつけた女性の脚

でも、残念ながら、水泳で肩こりは悪化することがあります。

まずは、①「冷え」
水温にもよりますが、水はカラダを冷やしてこわばらせます。

プールは温度が高め、とはいっても体温よりは低く、水に浸かっている間は常にカラダが冷やされ続けています。

ちゃんと運動をしないとカラダが冷えて逆効果になるんです。
下のポイントに気をつけて、冷やさないよう工夫をしましょう。

  • 泳がないのなら水に浸かりすぎない
  • プールから上がった休憩中はタオルや温水でカラダを温める
  • 帰り道もカラダを冷やさないようにする

カラダが冷えると、肩こり解消どころが筋肉がこわばって水泳の効果も半減どころか悪化してしまうので、気をつけたいですね。

寒がっている女性

続いて、②「自己流」でやってしまうこと。

どんな運動もそうですが、自己流は悪化の原因になります。
正しいやり方をしないと、カラダには負担で怪我にもつながりかねません。

水泳は物も使わず浮力で負担が少ないため、怪我の少ない運動といわれています。
ですが肩や腕、腰や膝を大きく動かす運動でもあるので「自己流」の泳ぎ方をすることで肩回りや膝をひねって痛みにつながることもあるのです。

最後に③「量」。

あなたは運動をする時に、どうやって運動「量」を決めていますか?
私はお客様にはいつも【次の日に疲れが残らない量】をおすすめしています。

簡単に、

  • 筋肉痛がひどく、カラダを動かすのがつらい⇒やりすぎ
  • 疲れはないが、筋肉痛も全くない⇒量が少ない
  • 心地良い程度の筋肉痛とカラダの軽さを感じられる⇒OK

と覚えておきましょう。
せっかく始める水泳。ポイントを押さえて効果的に肩こりを解消したいですね。

水泳を効果的に行うには

笑顔の女性

では肩こり解消のために、水泳を効果的に行うにはどうしたら良いのでしょうか。

まずは以下の3つに注意☆

1,ウォーミングアップを必ず
2,量は「疲れない」程度で
3,泳ぐならクロールと背泳ぎ

当たり前、と思うことかもしれませんが、結構間違っているんですよね。

ひとつずつ見ていきます。

しっかりウォーミングアップする|水泳を効果的に行うには

面倒だったり恥ずかしかったりして省略してしまう方もいるとは思うのですが。。。
「軽く泳ぐだけだから~」と思って、急にプールに入るのはNGです。
オリンピックの水泳を思い出してみても、選手が泳ぐ直前まで手首や足首をブラブラしたり、肩をまわしたり、軽くジャンプしていたりするのを見ますよね。

準備体操ストレッチ

水泳は、常に水の抵抗力を受けながら行うものなので、負荷もかかってしまいます。

ウォーミングアップをすることで、怪我の予防はもちろん、体温と筋温が上がるので冷えの予防としても効果的。しっかりウォーミングアップをしてから水に入りましょう。

ウォーミングアップを省略してしまうと、、、

 カラダがびっくりする

十分な準備体操をしないでいきなり水に入ってしまうと、カラダがびっくりして、筋肉が縮んでしまいます。

急に運動をはじめたりすると反射的に筋肉が縮む「伸長反射」と言われる仕組みが私たちのカラダにあります。

その状態で泳ぎ始めた時、筋肉はさらに硬くなり、のびのびとした動きはできなくなるのは明らかですね。

ウォーミングアップは、「これから筋肉を使いますよー!」とカラダに教えてあげるためのものです。

泳ぎ始めたらほぐれるかというとそうでもなく、カラダは最初の状態を覚えているものなので、なかなか良い状態にもってくのは難しいのです。

 肩甲骨の動きが制限される

プールサイドに座る女性

肩こり解消には肩甲骨の動きの改善が欠かせません。。
水泳は、腕と肩甲骨を大きく動かす動きが多いので肩こり解消には最適です。

でも、ウォーミングアップをしないで始めてしまうと、水中では水の抵抗がかかりますので、ほぐれるどころか負担増!という考え方もできます。

水に入る前にこの肩の部分を十分にほぐしておくのが大切なのです。

ジムの水泳に行く場合には、マシンでの筋トレや有酸素運動の後に、カラダをリラックスさせる目的で泳ぐのも効果的ですね。

やりすぎない|水泳を効果的に行うには

ストップウォッチ競技の世界での水泳選手が、ほかのスポーツと比べて年齢が若いな、と思ったことあるでしょうか。

運動不足解消にゆっくりと泳ぐなら問題はないですが、水泳は本当はとても体力がいるハードなスポーツですよね。

十分に注意していても、ちょっとやり方が違ったり負担が大きかったりすると、肩や腰を痛めてしまうことも少くないスポーツです。

準備体操はもちろん、泳ぎはじめもゆっくりとした動きからスタートすることが大切です。

特に、普段あまり運動しない方が急に始める場合には、いきなり量を増やさず、少ない量から初めてくださいね。

上にも書きましたが、長く泳げば良いというわけではなくて、量としては、「次の日に疲れが残らない程度」が一番カラダに良いのです

これから水泳を始めるのであれば、目安として30分から1時間弱ほどで切り上げ、カラダに負担をかけないことを心がけましょう。

「水泳」は効果も高いですが、その分、運度強度の高いものだということをしっかり認識してみてくださいね。

泳ぎ方に注意!|水泳を効果的に行うには

プールで背泳ぎしてる女性

肩こり解消のための水泳ならば、クロールと背泳ぎが個人的におすすめの泳ぎ方。

両手を大きく回すこの2つの泳ぎ方は、肩甲骨の動きを改善してくれます。

肩甲骨はがしという方法が流行っていましたが、水泳のクロールや背泳ぎも、肩のまわりの筋肉に刺激が入って血流も良くしてくれます。

逆に、プールで良く見かける平泳ぎはちょっと注意が必要です。
顔をあげたまま水につけずにも泳いでいると首に負担がかかって首のこりにつながりますし、腰にもちょっと負担がかかっています。

うまく肩を使えれば良いのですが、ちゃんと泳ぎ方を習っていなかったり久しぶりだったりすると、肩甲骨もあまり動きませんしね。肩こりの方ならなおさらです。

肩こり解消なら、ゆったりとしたクロールと背泳ぎを、両手を大きく回して行うのが効果的です。

最後に

歩く女性の脚

水泳は、やり方を間違えなければ、肩こりにも、健康にも、ダイエットにも効果的なすばらしい運動です。

ここで、プラスして大切なのは浮力で軽かった状態から出た時のあなたのカラダ。
浮力の中では軽く感じたカラダが、水から抜け出て重力の中に戻ったとたん、どっと重たさを感じますよね。

水の中では改善したり軽く感じても、水の外ではすぐ戻ってしまう、、、というのは意味がありません。

肩甲骨をよく動かしたら、それを持続させること。

私たちは常に重力の中で生活していますので、水泳で変化のあったカラダを、普段の生活の中で、どう保っていくか、が一番大切なポイントです。

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