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悪化する前に対策を!ストレートネックの診断方法と簡単ストレッチ

ストレートネックの診断方法とストレッチ

      2017/05/18

 

スマホやパソコンが普及して急に話題にでてくるようになった「ストレートネック」。
私のまわりにも、整体や病院でストレートネックと言われた!という方も多くて、最近は一般的な言葉になっていますね。

意外と、自分は大丈夫!と思っている方が多いのですが、いつのまにかストレートネックになっていて、肩こりや頭痛めまいが起こる、というケースがとても増えています。

一度ストレートネックになってしまうとなかなか元には戻りません。悪化する前に、まずは自分でできる診断と簡単ストレッチで予防方法を見つけましょう!
 

自分は大丈夫とは思わないこと!

スマートフォンを持つ女性
 

まずは、ストレートネックのチェックから。

あくまでも簡易的な診断方法なので、本当に辛い症状がある方は病院の整形外科に行って、ちゃんとレントゲンを撮ってもらってくださいね。
 

壁を使った簡単診断方法

まず、壁に肩甲骨がつくまで、壁際に立ちます。
寄りかかるのではなく、まっすぐ立つのがポイントです。

この時に、後頭部が壁にしっかりついていればOK!

後頭部が壁につかず、頭が前に出てしまっていたらストレートネック、もしくはストレートネック予備軍、と言えます。

姿勢の診断方法はこちらもご参照ください↓↓
 

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 ~パーソナルレッスン & ウォーキング~

 

首を動かす診断方法

次は、どこでもできる診断方法。
 

上を見上げる女性
 

立っていても、座っていても良いので、いつも通りの姿勢で真上を見上げます。
目を動かすだけではなく、首全体を曲げて、首の前をストレッチするイメージでしっかり両目で天井や空を見るだけで診断できます。

さてここで、

・問題なくスムーズに動かせましたか?
・首の前は気持ち良く伸びていたでしょうか?

首が途中で止まって目だけで真上を見ていたり、首の前側が全然ストレッチされてる感じがないな、という方は、ストレートネックの可能性大。

どこでもできる簡単な診断方法なので、一度試してみてくださいね。
 

そもそもストレートネックとは?

患者に説明する医師
 

診断方法がわかったところで。

ストレートネックは、文字通りストレート(=まっすぐ)なネック(=首)なのですが、何がいけないのでしょうか。
 

首のかたち

通常、首はカラダの左側から見て軽くCの字を書くように前弯(ぜんわん=前に反ること)しています。
この前弯があるおかげで、私たちは歩いたり走ったりジャンプした時の衝撃や負担が緩和されているわけです。
 

ストレートネック 

本来であれば、首がC型になって横から見てカラダの真上に頭がきてほしいのですが、これが、カラダより頭が前に突出してしまって、首がIの字のようにまっすぐになってしまうのがストレートネックです。

きちんとした診断は、整形外科でレントゲン写真を撮って判断されます。
 

症状は?

頭の重さはおよそ5kgあります。

首がカラダの真上にあれば問題ないのですが、その重さを首で支えようとするとものすごい負担です。ストレートネックと診断されているのならなおさら。
ボーリングの11ポンドのボールはだいたい5kgなのですが、これを首で支えるのをイメージすると、とても大変なのがわかります。

首が前に出れば出るほど、ストレートネックになるほど、負担が増えます。
ストレートネックになると、毎日毎日、私たちの首はその重さを支えることになるのです。
 

ボーリングのボール
 

首は、脳からカラダ指令をだす神経や、脳への血液を送る血管の通り道。
医療や施術を行う職業の中でも、診断・治療や施術がすごく慎重に扱われる部分で、重要で繊細な部分でもあります。

ストレートネックと診断され、それをそのまま放っておくと肩こり頭痛はもちろん、腕や指のしびれ、めまいなどの症状が出てきます。
 

ストレートネックを予防しよう

女性の体幹
 

頚椎は7つの骨が重なってできていて、その中心や横に隙間がありその中を神経や血管が通っています。
本来なら軽く反っているC型であるはずの首がストレートネックになると、頚椎の中を通っているそれらが圧迫されてしまいます

こちらは、曲がるタイプのストローをイメージするとわかりやすいです。
ストローの曲がる部分、普通に曲げるだけだとコップの中のジュースの通り道は問題ないですね。

でも、まっすぐにして長い部分と短い部分をずらすと、下の写真のようにつぶれてる部分があって、ジュースはすこし飲みにくくなります。
 

曲がるストロー
 

それと同じことが、頸椎に起こるのです。
ストレートネックろ診断される方は、血管や神経の通り道が狭くなる部分がで着ていることが多いです。

放っておくと、最悪の場合には頚椎にメスを入れなくてはならなくなるほどの重大な症状に陥ることもあります。

完全に「変形」と診断されていなければ予防することができますので、今のうちからきちんと改善することが大切です。
 

簡単ストレッチ

簡易診断で問題があった人も、なかった人も、簡単ストレッチでストレートネックを予防しましょう。
 

ストレッチの準備

【準備1】イメージする

ストレッチを行うときに一番大切なのは、実はイメージすることです。
何も考えずにストレッチをすると、伸ばしたくないところばかり伸びてしまって逆効果になることも少なくありません。

また、痛みの強い方は簡易診断だけではなく、きちんと病院で診断しましょう。
まず、知っていていいただきたいのは、上を見上げた時に一番曲がっているのは、首ではない!ということなんです。7つある頸椎の一番上の骨と、頭全体の間にある関節が曲がっています。

診断方法のところにも書きましたが、
首に欲しいのはゆるいC型カーブ。

スポーツ選手はイメージトレーニングを行いますが、ストレートネックを解消するのにも、しっかりと「首のカーブをつくる」、というイメージを持つことがとっても重要です。
イメージをする方法は、他のどんなストレッチや運動にも効果あるので知っておいてください。
 

首を触る女性の横顔
 

【準備2】姿勢を正す

悪い姿勢のまま、いくらストレッチをしてもストレートネックの予防としては、あまり効果はありません。
ストレッチは姿勢を正してから行いましょう。

猫背や背中が丸まっていなくても、胸の開くことが苦手な方が多いです。
まずはまっすぐ姿勢を整えて、胸を開いてストレッチの準備をしましょう!
 

ストレートネックのストレッチ!実践①

フェイスタオルを用意します。タオルを首にかけて両手で両端を持ちます。

このタオルをカラダの前方に引きながら、ゆっくりと上を見上げてください。

このタオルは、先ほどお伝えしたように、首と頭の関節ではなくて、首(=7つある頸椎)を曲げるためのしるしの意味が強いので軽い力で大丈夫。首の前側が気持ちよく伸ばされていることを感じましょう。
ストレートネックとすでに診断を受けている方は、無理せずに。
 

首の前後のストレッチ
 

その後そのままゆっくりとうなずきます。
この時もタオルは前に引いたまま行います。

今度は首を曲げるのではなく、顎を引くことを意識してくださいね。
 

ストレートネックのストレッチ!実践②

次に、右手の手のひらを左の側頭部上から当てて、右手の重さだけでゆっくりと右肩に向けて曲げていきます。
左の肩はつられて動かないように、左手を床の方に伸ばしておきましょう。
 

首の横のストレッチをする女性

右側も同じように行っていきます。
ストレッチでは、伸ばす時間は30秒が目安です。筋肉はゴムのようなものなので、あんまり短いと、伸びずにすぐに戻ってしまいます。

お昼休みや夜お風呂に入った後など、リラックスした状態で行ってみてくださいね。
 

最後に

今回は簡単な診断方法とストレッチをお伝えしました。

何度も言いますが、首はとても重要な部位です。
痛みの強い場合には自分で診断せずに、ちゃんと医療機関に行って診断しましょう。

また、首の変化は普段の姿勢からなるものです。
オフィスでは姿勢を正して座る、スマホは長時間うつむいて使用しない、などはやっぱり気をつけたいところです。
 

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